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【パンダ大移動】和歌山アドベンチャーワールド返還後、日本のパンダ事情はどうなる?
和歌山アドベンチャーワールドのパンダたちが中国へ返還されるというニュースを聞いて、「なぜ今なの?」「返還後はどうなるの?」と疑問に思っている方へも多いのではないでしょうか。 この記事はそんな皆さんに向 ...
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白と黒の愛らしい姿で世界中の人々に親しまれているジャイアントパンダ。日本でも「平和の使者」として知られ、子どもから大人まで幅広い世代に大人気です。
「パンダの日って何?」「なぜ10月28日なの?」と疑問に思ったことはありませんか?この記事は、そんなパンダ好きの方や、上野動物園のイベント情報を知りたい方、パンダの歴史や魅力をもっと深く知りたい方に向けに書いてみました。
この記事を読むことで、次のようなことが分かります。
- パンダの日が生まれた理由や背景
- 1972年に日本にやってきたランラン・カンカンの物語
- パンダの日に上野動物園で開催される特別イベントの内容
- パンダ観覧のコツや楽しみ方
- パンダが日本でどれだけ愛されてきたか、その魅力や社会への影響
パンダのことをもっと知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
パンダの日の由来|1972年ランラン・カンカン来日の歴史
「パンダの日」は、1972年10月28日に日本に初めてジャイアントパンダがやってきたことを記念しています。この日は、ただの動物の来日ではなく、日本中をワクワクさせた大ニュースでした。
ここでは、日本の初代パンダ、ランランとカンカンがやってきた背景や、当時の日本の盛り上がりについて、ちょっと楽しくご紹介します。
日中国交正常化とパンダがやってきた理由
- 日中国交正常化の記念としてパンダが贈られることに
- ランランとカンカンは北京動物園から選ばれた仲良しペア
- 羽田空港到着時は大歓迎ムード!
- 上野動物園での暮らしがスタート
1972年、日本と中国は長い間の歴史を経て、ようやく仲直りをしました。その仲直りを祝うために、中国から日本へ特別なプレゼントが送られることになったんです。
それが、あの有名なパンダ「ランラン」と「カンカン」でした。2頭は北京動物園から選ばれ、10月28日に日本航空の飛行機で羽田空港に到着。
空港にはたくさんの関係者やメディアが集まり、まるでスターが来日したかのような大騒ぎでした。その日のうちに上野動物園へ運ばれ、日本での新しい生活が始まったのです。
この2頭のパンダは、国と国をつなぐ“平和の使者”として、たくさんの人に愛される存在となりました。
パンダブーム到来!日本中がパンダに夢中
年度 | 年間入園者数 | ひとことメモ |
---|---|---|
1970年頃 | 300~400万人 | パンダ来園前の数字です |
1972年 | 501万人 | ランラン・カンカン来園年! |
1973年 | 737万人 | パンダ人気が爆発 |
1974年 | 765万人 | 過去最高の来園者数を記録 |
- 公開初日は5万6千人が大行列!
- パンダグッズが社会現象に
- 上野動物園の入園者数が大幅アップ
ランランとカンカンの一般公開は1972年11月5日からスタート。なんと初日だけで約5万6千人が上野動物園に詰めかけました!
パンダを見るためにできた行列は2キロにもなり、見学できる時間はたったの30秒。それでもみんな大満足で、パンダの可愛さに夢中になりました。
パンダグッズも大人気で、ぬいぐるみや文房具など、いろんな商品が次々と登場。上野動物園の入園者数もぐんぐん増えて、まさに“パンダブーム”が巻き起こったんです。
こうして、パンダは日本のアイドル動物になり、「パンダの日」は今でも多くの人に親しまれているんですよ。
パンダの日(10月28日)前後のイベント情報|上野動物園の特別企画と楽しみ方
パンダの日(10月28日)に合わせて、上野動物園ではパンダに関連した特別なイベントが開催されています。
ここでは2024年の情報をもとに、パンダに関係するイベントや、パンダ観覧の楽しみ方をわかりやすくご紹介します。
2024年10月28日前後のパンダ関連イベント一覧
イベント名 | 日時 | 場所 | 内容概要 | 公式情報URL |
---|---|---|---|---|
パンダの日記念講演会「ジャイアントパンダ繁殖研究プロジェクトの13年間を振り返って」 | 2024年10月28日(月)10:30~12:30 | 東京都美術館 講堂 | 飼育係や園長がリーリー・シンシンの13年間の歩みや功績、パンダ保全の未来について語る講演会 | 詳細はこちら |
パンダの日記念アーカイブ動画配信 | 2024年10月28日~11月30日 | オンライン | 講演会の様子を期間限定で動画配信。パンダの成長や保全活動の裏側を知ることができる | 詳細はこちら |
イベントのポイント
- パンダの日記念講演会
2024年は、リーリーとシンシンの中国返還を受けて、13年間の飼育・繁殖の歩みを振り返る特別講演会が開催されました。歴代飼育係や園長が登壇し、パンダたちの成長や保全活動の成果、今後の展望について語られました。 - アーカイブ動画配信
講演会に参加できなかった方のために、イベントの様子が期間限定で動画配信されました。パンダファンはもちろん、動物保全に関心のある方にもおすすめの内容です。
【注意事項】
- 上記イベントは2024年の実績です。2025年の開催情報は公式サイトで随時ご確認ください。
- イベント内容や開催場所は変更となる場合があります。最新情報は上野動物園公式サイトをご覧ください。
パンダ観覧のコツと楽しみ方
パンダの日は特に混雑が予想されるため、観覧方法や楽しみ方を知っておくと安心です。2025年5月からは観覧方法が一部変更されているので、事前にチェックしておきましょう。
- 観覧時間は10時~16時(観覧列の締切は通常15時30分)
- 観覧場所は「パンダのもり」内展示場
- 観覧列は複数エリアに分かれ、1分程度で次のエリアへ移動
- 途中合流は不可、全員そろって並ぶ必要あり
- 写真撮影はOK(フラッシュ禁止)
- 混雑時は締切が早まる場合あり
パンダをじっくり観察したい方は、開園直後や平日を狙うのがおすすめです。係員の案内に従い、譲り合って観覧しましょう。
パンダが見えない場合もあるので、気長に待つ気持ちで楽しんでください。
周辺のパンダ関連イベントやグッズもチェック!
上野動物園周辺では、パンダの日やパンダの誕生日に合わせて、松坂屋上野店などで「ハッピーパンダフルデイズ」や写真展、限定グッズ販売なども開催されています。
パンダモチーフのグルメやノベルティ配布もあり、動物園とあわせて立ち寄るのもおすすめです。
- パンダ写真展や成長記録の展示
- パンダ限定グッズやフードの販売
- オリジナルノベルティの配布
詳しくは松坂屋上野店特設ページもご覧ください。
まとめ
この記事では、「パンダの日」とは何か、その由来や上野動物園でのイベント、パンダの魅力についてご紹介しました。内容を簡単にまとめます。
- パンダの日は1972年10月28日、ランラン・カンカンが日本に来たことを記念した日
- 日中国交正常化の象徴としてパンダが贈られ、日本中が大盛り上がり
- 上野動物園ではパンダの日に合わせて特別な講演会や動画配信などのイベントが開催
- パンダ観覧のコツや楽しみ方も紹介し、混雑時のポイントも解説
- パンダは今も日本のアイドル動物として多くの人に愛されている
これからもパンダの日をきっかけに、パンダの魅力や大切さをたくさんの人と分かち合っていけたら素敵ですね。
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