【2025年最新】マリンワールド海の中道の見どころ徹底ガイド！

福岡県東区に位置する「マリンワールド海の中道」は、「九州の海」をテーマに掲げる国内有数の水族館です。2017年の全面リニューアルを経て、より洗練された大人も楽しめる空間へと進化しました。

玄界灘の荒波を再現した水槽や、最新技術を駆使した展示は、訪れるたびに新しい発見を与えてくれます。特に2025年は、動物たちの自然な行動を引き出す展示手法がいっそう深化しており、リピーターでも新鮮な驚きがあるはずです。

• 博多湾の絶景をバックに繰り広げられるイルカショー
• 動物たちとの距離が近すぎるかいじゅうアイランド
• 光と音と泡が織りなす外洋大水槽のイワシショー

それでは、マリンワールド海の中道に行ったら絶対に見逃せない見どころを詳しく見ていきましょう！

迫力満点！博多湾をバックにイルカショー

マリンワールド海の中道を訪れたら、絶対に外せないのがショープールで開催されるパフォーマンスです。このショープールは観客席の向こう側に博多湾が広がる開放的な造りになっており、晴れた日には青い空と海が一体化したような絶景を楽しめます。

屋根があるため、雨の日でも快適に観覧できるのが嬉しいポイントです。

観客席まで水しぶきが飛ぶ！臨場感あふれる演出

• 最前列付近は水しぶきがかかるため、タオルや着替えがあると安心です。
• ショー開始の15分前には席を確保しておくと、良いアングルで見られます。
• カメラ撮影をする場合は、水濡れ対策をしてから挑むのがおすすめです。

ショーの最大の見どころは、バンドウイルカやカマイルカたちによるダイナミックなジャンプです。トレーナーの合図に合わせて空高く舞い上がる姿は圧巻の一言に尽きます。特に前方の席は「スプラッシュゾーン」となっており、イルカたちが着水する際に盛大な水しぶきが飛んできます。

夏場などは、あえて濡れることを楽しむ子供たちや観光客で賑わいを見せます。

このショーが他と違うのは、単に芸を見せるだけでなく、イルカの身体能力や知性を紹介する教育的な要素が含まれている点です。彼らがどのようにコミュニケーションを取り、どのくらい高く飛べるのかを、MCの解説とともに楽しく学べます。

また、ショーの構成は季節ごとに変化するため、リピーターでも飽きることがありません。

希少なコビレゴンドウの豪快なパフォーマンス

イルカたちに混じって登場することがあるのが、黒くて大きな体が特徴の小型クジラ「コビレゴンドウ」です。イルカよりも一回り以上大きな体躯を持ちながら、驚くほど俊敏な動きを見せてくれます。彼らの特徴は、そのパワフルなジャンプ力と、愛嬌のある表情です。

大きな体をひねりながら水面から飛び出す姿は、重低音のような着水音とともに会場をどよめかせます。

コビレゴンドウは、非常に賢く、トレーナーとの信頼関係が動きの端々から感じられます。時にはステージに上がり、つぶらな瞳で観客席を見渡すような仕草を見せることもあり、そのギャップに癒やされる人が続出しています。

彼らは水中で超音波を使って周囲の状況を把握しており、ショーの中でもその能力について解説されることがあります。単なるエンターテインメントとしてだけでなく、海洋哺乳類の生態を知る貴重な機会となるでしょう。

距離感ゼロ！かいじゅうアイランドで餌やり

「かいじゅうアイランド」は、その名の通り「海獣（海に住む哺乳類）」たちを主役にしたエリアです。ここではアザラシやアシカたちが暮らしており、見ているだけでなく、実際に餌をあげたり声を聴いたりと、五感を使った体験が可能です。

従来の水族館のようにガラス越しに見るだけではなく、動物たちの生活空間に人間がお邪魔するような感覚を味わえます。

パクパクアザラシで体験する直接給餌の楽しさ

• 餌やり体験のエサは数量限定のため、午前中の早めの時間に購入しましょう。
• アザラシが筒の下で待機しているタイミングを狙って落とすのがコツです。
• 小さなお子様でも体験可能ですが、大人がサポートしてあげるとスムーズです。

かいじゅうアイランドで最も人気に火がついているのが、「パクパクアザラシ」と呼ばれる餌やり体験です。専用の餌を購入し、筒状の投入口から餌を落とすと、アザラシたちが待ち構えていて見事にキャッチしてくれます。

彼らは餌がもらえることを理解しており、人が近づくと水面から顔を出して「ちょうだい！」と言わんばかりのアピールをしてきます。その愛くるしい表情と、期待に満ちた眼差しには誰もが心を奪われることでしょう。

この体験の素晴らしい点は、アザラシの口の中やヒゲの動きまでしっかり観察できることです。普段は水中にいてよく見えない彼らの顔つきを、至近距離で確認できるチャンスは滅多にありません。

また、餌を食べる時の「パクッ」という音や、鼻息まで聞こえてきそうな距離感は、子供だけでなく大人も興奮すること間違いなしです。

360度観察できる水槽で見るアシカの遊泳

このエリアのもう一つの特徴は、動物たちをあらゆる角度から観察できる展示構造です。特に注目したいのが、アシカやアザラシが泳ぐプールの中を通るような形状の通路や、足元を泳ぎ去る様子が見える透明な床です。

頭上を優雅に泳ぐアシカの姿は、まるで空を飛んでいるかのようで、陸上で見る少し不器用な動きとは全く異なる俊敏さに驚かされます。

ここでは「行動展示」の手法が取り入れられており、動物たちが本来持っている能力を引き出す工夫が随所に施されています。岩場を器用に登る姿や、仲間同士でじゃれ合う様子、時には仰向けになって気持ちよさそうに浮かぶ姿など、彼らの日常を覗き見ることができます。

また、鳴き声の大きさにも驚かされるかもしれません。「オウ！オウ！」というアシカの野太い声は、屋外施設ならではの反響を伴って体に響きます。

幻想的な光景！外洋大水槽のイワシショー

館内のハイライトの一つとも言えるのが、「外洋大水槽」で行われるイワシのショーです。幅24メートル、水深7メートルという巨大な水槽は、九州南部の温暖な海を再現しています。

ここでは約2万匹ものマイワシが飼育されており、それらが一斉に動く姿は芸術作品のようです。ダイバーが水槽に入り、魚たちと対話するかのようなパフォーマンスについて紹介します。

2万匹がうねる！圧巻のイワシタイフーン

• 水槽前のベンチに座って見ると、全体像が把握できてより没入感が増します。
• ショー以外の時間帯は比較的空いているため、写真撮影のチャンスです。
• ダイバーと魚たちの息の合った動きに注目すると、より楽しめます。

「イワシタイフーン」と名付けられたこのショーは、音楽と光の演出に合わせて行われます。普段は水槽全体に広がって泳いでいるイワシたちですが、餌を持ったダイバーが登場すると状況は一変します。

ダイバーの動きに合わせて、2万匹のイワシが巨大な塊となり、まるで一つの生き物のようにうねり、渦を巻きます。その姿はまさに海中に発生した竜巻（タイフーン）そのものです。

キラキラと銀色の鱗を輝かせながら高速で泳ぐ群れの動きは、美しさと同時に、自然界の厳しさも教えてくれます。小さな魚が集団で行動するのは、外敵から身を守るための本能的な知恵です。

ショーの最中には、色とりどりのライティングが水槽を照らし、イワシの群れをより幻想的に浮かび上がらせます。BGMが盛り上がりを見せるクライマックスでは、群れのスピードが最高潮に達し、見ているこちらの鼓動まで高鳴るような高揚感に包まれます。

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迫力満点のシロワニと群れの共演

外洋大水槽にはイワシだけでなく、大型のサメ「シロワニ」も悠然と泳いでいます。鋭い歯がむき出しになった凶暴そうな見た目をしていますが、実はおとなしい性格のサメです。

イワシたちが必死に泳ぎ回る中、シロワニがゆっくりと横切る姿は、静と動のコントラストを生み出し、水槽内の緊張感を高めます。このサメが近づくとイワシの群れがサッと道を空ける様子は、自然界のヒエラルキーを目の当たりにする瞬間です。

シロワニ以外にも、優雅に羽ばたくように泳ぐマダラトビエイや、巨大なハタの仲間なども同居しています。ショーの時間以外でも、この水槽の前にはベンチが設置されており、ゆったりと魚たちを眺めることができます。

青い光に包まれた空間で、大小様々な魚たちが共存する様子を眺めていると、まるで海底にいるかのようなリラックスした気分になれるでしょう。

まとめ：マリンワールド海の中道の見どころを遊び尽くそう！

マリンワールド海の中道は、単に魚を見るだけでなく、動物たちの生命力や生態の不思議を全身で感じられる場所です。2025年も進化を続ける展示やパフォーマンスは、何度訪れても新しい感動を与えてくれます。

最後に、今回ご紹介したポイントを振り返ります。

• 青い空と海に映えるイルカたちのジャンプ
• アザラシに直接餌をあげるドキドキの体験
• 2万匹のイワシが作り出す光と音の芸術

博多駅から電車や船でのアクセスも良く、一日中遊べるこの水族館へ、ぜひ足を運んでみてください。きっと、忘れられない海の思い出ができるはずです！