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【保存版】ウォンバットのトリビア|四角いうんちとユニークな習性
ウォンバットという動物をご存じですか?その丸っこい体や優しい表情に癒される方も多いですが、実は彼らには「四角いうんち」や「硬いお尻」など、驚きの特徴がたくさんあります。 この記事では、そんなウォンバッ ...
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穴掘り名人として知られ、四角いうんちをするユニークな有袋類、ウォンバット。そんなウォンバットの記念日『ウォンバットの日』をご存じですか?
「ウォンバットの日って何?」「どんな動物なの?」「イベントはあるの?」など、様々な疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんなあなたの疑問にすべてお答えします!この記事を読めば、以下のことが分かります。
- ウォンバットの日の由来と目的
- ウォンバットのユニークな生態
- 記念日の楽しみ方とイベント情報
- 日本でウォンバットに会える動物園
この記事を読み終える頃には、あなたもウォンバットの魅力にどっぷりハマり、「ウォンバットの日」を誰かと語り合いたくなっているはずです。
ウォンバットの日とは?その由来と制定された目的を解説
10月22日は「ウォンバットの日」!SNSなどでも見かけるこの記念日、実はただ可愛いだけじゃない、深い意味が込められているんです。
この記念日がどのようにして生まれ、どんな目的があるのかを詳しく見ていきましょう。
10月22日が記念日になった由来と歴史
「ウォンバットの日」(World Wombat Day)は、2005年頃にオーストラリアで始まった比較的新しい記念日です。実はこれ、国が正式に定めたものではなく、ウォンバットを愛する人々によって自然発生的に生まれた非公式な記念日なんですよ。
では、なぜこのような日が必要だったのでしょうか。その背景には、ウォンバットが直面してきた厳しい現実があります。愛くるしい姿とは裏腹に、ウォンバットは農地を荒らす害獣とみなされ、過去には駆除の対象となってしまった悲しい歴史がありました。
現在でも、生息地の破壊や病気などにより、絶滅の危機に瀕している亜種も存在します。こうした状況を多くの人に知ってもらい、ウォンバットの保護への関心を高めることが、この記念日が作られた大きな目的なのです。
ちなみに、「なぜ10月22日なのか」という正確な理由ははっきりと記録されていません。一説には、南半球のオーストラリアでは10月が春にあたり、ウォンバットの活動が活発になる季節だからではないか、と言われています。
見ればもっと好きになる!ウォンバットの不思議な生態
ウォンバットのことを知れば、きっとこの記念日をもっと深く楽しめるはずです。彼らはコアラに近い仲間ですが、その生態はユニークな魅力でいっぱいです。
例えば、ウォンバットは「穴掘り名人」として知られ、長いものでは30メートルにもなる複雑な巣穴を作ります。この巣穴は、外敵から身を守るだけでなく、夏の暑さをしのぐための大切な住処なのです。
驚くべきことに、この立派な巣穴を他の動物に貸してあげることもあるそうで、その優しさから「森のスーパーヒーロー」と呼ばれることもあります。
また、食生活も特徴的で、主にイネ科の植物や木の根などを食べる草食動物です。そして、何と言っても有名なのが「四角いうんち」。これは、腸の構造が特殊で、水分を極限まで吸収する過程でサイコロ状の形になるためです。
敵に襲われた際には、硬いお尻を盾にしたり、巣穴に侵入してきた敵を尻で押しつぶしたりと、見た目からは想像もつかないパワフルな一面も持っています。
ウォンバットの日の楽しみ方|イベントに参加して会いに行こう
「ウォンバットの日」について知ると、実際に彼らに会いに行きたくなりますよね!この記念日を最大限に楽しむなら、全国のファンが集まるイベントに参加したり、ウォンバットのいる動物園を訪れたりするのが一番です。
ここでは、具体的な楽しみ方をご紹介します。
全国のファンが集結!五月山動物園の記念イベント
イベント名 | ウォンバットの日 2025 |
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開催日時 | 2025年10月19日(日) ※2022年実績では10:00~15:00 |
開催場所 | 池田市立五月山体育館 |
主な内容(過去実績) | ・ステージイベント ・ウォンバットマルシェ(物販) ・ワークショップ、展示コーナー ・フードコーナー |
公式サイト | 五月山動物園公式サイト |
※イベントの詳細は公式サイトで発表される最新情報をご確認ください。
ウォンバットの聖地とも呼ばれる大阪府池田市の五月山動物園では、毎年「ウォンバットの日」を記念した大規模なイベントが開催されます。
普段は静かな動物園が、この日ばかりは全国から集まった大勢のウォンバットファンで大賑わい!2025年の開催情報もすでに発表されており、ウォンバットへの愛が詰まった一日になること間違いなしです。
過去のイベントでは、「ウォンバットマルシェ」と題したグッズ販売や、飼育員さんへの質問コーナー、さらには「我こそはウォンバット顔選手権」といったユニークな催しまで行われました。
ステージイベントだけでなく、来場者が参加できるワークショップや展示も充実しており、子どもから大人まで一日中楽しめます。ウォンバット好きにはたまらない、年に一度のお祭り。ぜひ足を運んで、その熱気を肌で感じてみてください。
日本でウォンバットに会えるのは2園だけ!
- 五月山動物園(大阪府池田市): 日本で最も多くのウォンバットを飼育しており、「ウォンバットの聖地」として知られています。世界最高齢記録を持つ「ワイン」をはじめ、個性豊かなウォンバットたちがのんびりと暮らしています。驚くべきことに入園料は無料。気軽に訪れて、彼らの愛らしい姿に癒されることができます。
- 茶臼山動物園(長野県長野市): 自然豊かな環境の中にあり、ウォンバットたちも広々とした展示場でのびのびと過ごしています。五月山動物園とは、ウォンバットの日を記念してオンラインで生中継を結ぶなど、協力してウォンバットの魅力を発信しています。ウォンバットたちの様子をじっくり観察したい方におすすめです。
現在、日本でウォンバットに会えるのは、たった2つの動物園だけということをご存知でしたか?その希少性も、彼らの魅力の一つかもしれません。「ウォンバットの日」をきっかけに、ぜひ愛らしい姿を見に訪れてみてはいかがでしょうか。
それぞれの動物園には、個性豊かなウォンバットたちが暮らしています。
どちらの動物園も、ウォンバットの生態や個体の特徴について詳しく知ることができる展示が充実しています。訪れる際は、開園直後など、ウォンバットが活発に動いている時間帯を狙うのがおすすめです。
事前に公式サイトで営業時間などを確認してからお出かけください。
まとめ
今回は「ウォンバットの日」について、その由来から楽しみ方まで詳しくご紹介しました。最後に、この記事の要点をリストで振り返ってみましょう。
- 記念日の由来: 10月22日の「ウォンバットの日」は、ファンの愛情から生まれた非公式な記念日であり、ウォンバットの保護意識を高めるという大切な目的があります。
- ウォンバットの生態: 「穴掘り名人」「森のスーパーヒーロー」「四角いうんち」など、知れば知るほど面白い、ユニークな生態を持つ動物です。
- 楽しみ方: 「ウォンバットの聖地」五月山動物園の記念イベントに参加したり、日本で唯一ウォンバットに会える2つの動物園を訪れたりするのがおすすめです。
この記事が、ウォンバットという動物をより深く知り、その未来を応援するきっかけになれば嬉しいです。これからも、彼らの愛らしい姿に癒され、その存在を大切にしていきましょう。