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リスの日とはいつ?由来や意味、過ごし方をわかりやすく解説!

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ぱっちりとした瞳とふさふさの尻尾が愛らしいリス。その可愛らしい姿で、私たちを魅了してやまない動物です。そんなリスに感謝し、その生態について理解を深めるための「リスの日」という記念日があるのをご存知でしょうか。

リスの日は、毎年1月21日にあたります。この記念日は、アメリカのノースカロライナ州で野生動物のリハビリ活動を行うクリスティ・マケオン氏によって制定された、比較的新しい国際的な記念日です。

まだまだ寒いこの時期に、野生のリスたちが元気に冬を越せるようにという願いが込められています。ペットとして飼育されることもありますが、基本的には野生動物であるリスについて、この機会に詳しく知ってみるのも良いかもしれません。

この記事を読むと以下のことがわかります。

  • リスの日の日付とその由来
  • 記念日が持つ目的や意味
  • 世界や日本に生息するリスの種類
  • リスの日に訪れたい、リスと触れ合える動物園

この記事を読んで、リスの日をより一層楽しんでいきましょう。

リスの日とは?アメリカ発祥の記念日の由来と目的

リスの日(Squirrel Appreciation Day)」は、私たちにとって身近な動物であるリスについて、その生態や習性への理解を深めることを目的とした国際的な記念日です。

この記念日は、厳しい冬を乗り越えようとするリスたちに食料を提供し、彼らの生態系における役割の重要性を認識する良い機会となります。ここでは、リスの日の具体的な由来や、世界中に存在する多様なリスの種類について詳しく解説していきます。

1月21日は「リスの日」!提唱者や目的を解説

毎年1月21日は「リスの日」として知られています。この記念日は、2001年にアメリカ・ノースカロライナ州の野生動物リハビリテーターであるクリスティ・マケオン氏によって提唱されました。

彼女は、傷ついた野生動物の保護活動を行う中で、人々がリスに対してより深い関心と愛情を持つことを願い、この日を制定したのです。記念日の主な目的は、リスの生態や彼らが自然界で果たしている役割について人々の知識を深めること。

特に、冬はリスにとって食料が少なくなる厳しい季節です。そのため、リスの日には、庭先に餌を置くなどして、彼らが冬を乗り切る手助けをすることが推奨されています。

この日は、単にリスの可愛らしさを愛でるだけでなく、彼らが直面している環境問題や生態系における重要性について考え、感謝を示すための大切な一日と言えるでしょう。


世界中に生息するリスの種類と生態

リス科の動物は、南極とオーストラリアを除くほぼ全世界に分布しており、その種類は250種以上にも及びます。日本国内では、北海道に生息する「エゾリス」や本州・四国に生息する「ニホンリス」、そして縞模様が特徴的な「シマリス」などがよく知られています。

リスと聞くと木の上で生活する姿を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、プレーリードッグのように地面で巣穴を掘って生活する「ジリス」の仲間も存在します。食性は主に植物食で、木の実、種子、果物などを好んで食べますが、昆虫や鳥の卵を食べることもあります。

また、多くの人が知っているように、秋になると冬に備えて食料を地面に埋めたり、木の穴に隠したりする「貯食」という習性があります。シマリスのように冬眠する種類もいますが、ニホンリスやエゾリスは冬眠せず、厳しい冬の間も活動を続けます。

このように、リスは種類によって多様な生態を持つ、非常に興味深い動物なのです。

リスの日にできること!可愛いリスに会いに行ける動物園3選

リスの日をきっかけに、実際に可愛いリスたちに会いに出かけてみてはいかがでしょうか。日本全国には、リスを飼育している動物園や、直接触れ合うことができる専門施設が数多く存在します。間近でリスの愛らしい仕草や表情を観察すれば、その魅力に夢中になること間違いありません。ここでは、リスとの触れ合いが楽しめる、特におすすめの動物園を3つ厳選してご紹介します。

【東京】町田リス園

東京都町田市にある「町田リス園」は、約200匹のタイワンリスが放し飼いにされている、まさにリスの楽園です。園内に入ると、たくさんのリスたちが自由に駆け回っており、その活発な姿に驚かされることでしょう。

この施設の最大の魅力は、有料で販売されているひまわりの種を直接リスたちにあげられることです。ミトンを装着した手に餌を乗せると、臆することなくリスが寄ってきて、小さな手で器用に食べる姿を間近で観察できます。

リス以外にもウサギやモルモットとの触れ合いコーナーもあり、小動物好きにはたまらない空間となっています。

【東京】井の頭自然文化園

都心からのアクセスも良い「井の頭自然文化園」では、日本の固有種であるニホンリスを間近で観察することができます。園内にある「リスの小径」は、来園者がケージの中に入って、自由に動き回るリスたちの様子をすぐそばで見られる人気の展示施設です。

木々を軽やかに飛び移ったり、地面を駆け回って餌を探したりと、自然に近い環境で暮らすニホンリスの生き生きとした姿は、時間を忘れて見入ってしまうほどの愛らしさです。

武蔵野の豊かな自然に囲まれた園内で、日本の原風景ともいえるリスの姿をじっくりと観察してみてはいかがでしょうか。

【岐阜】ぎふ金華山リス村

岐阜県岐阜市の金華山山頂に位置する「ぎふ金華山リス村」は、1965年に開園した日本で最初のリス専門施設として知られています。ロープウェーで山頂へ向かう道のりも楽しみの一つです。

ここでは、人懐っこいタイワンリスたちがたくさん暮らしており、来園者は餌やり体験を通してリスと直接触れ合うことが可能です。手袋をした手に乗ってきて餌を食べる姿は非常に愛らしく、子どもから大人まで楽しむことができるでしょう。

自然豊かな金華山からの眺望と共に、可愛いリスたちとの癒やしのひとときを過ごせる、特別な場所です。

まとめ:リスの日をきっかけに、可愛いリスに会いに行こう!

今回は、1月21日の「リスの日」について、その由来や目的、そしてリスと触れ合えるおすすめの動物園をご紹介しました。この記念日は、アメリカで野生動物の保護活動を行う人物によって提唱されたもので、リスへの理解を深め、厳しい冬を乗り越える手助けをするという温かい想いが込められています。

簡単に内容を振り返ってみましょう。

  • リスの日は毎年1月21日
  • アメリカの野生動物リハビリテーターが提唱
  • 目的はリスへの理解を深め、冬越しの手助けをすること
  • 日本にはリスと触れ合える施設がたくさんある

この記事を読んで「リスに会いたくなった!」と感じた方は、ぜひリスの日をきっかけに動物園やリス園へ足を運んでみてください。実際にその愛らしい姿を間近で見ることで、リスという動物への関心がさらに深まるはずです。

そして、彼らが自然の中で生き生きと暮らし続けられる環境を守ることの大切さにも、思いを馳せるきっかけになるでしょう。

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