京都の歴史ある岡崎エリアに位置し、コンパクトながらも動物たちとの距離が驚くほど近いことで知られる「京都市動物園」。2026年2月現在、ゴリラの赤ちゃん誕生など新たな話題で盛り上がりを見せています。
この記事では「時間がなくても効率よく回りたい」「最新の注目ポイントを知りたい」という方のために、京都市動物園の絶対に外せない見どころを厳選しました。
この記事を読むと分かること
- ゴリラのおうち:生まれたばかりの赤ちゃんと家族の絆
- もうじゅうワールド:頭上と足元から迫る猛獣の迫力
- ゾウの森:元気いっぱいな若ゾウたちの群れ展示
それでは、進化した京都市動物園の魅力を一緒に見ていきましょう!
ゴリラのおうちで驚きの知能を観察体験
「ゴリラのおうち〜樹林のすみか〜」は、単にゴリラを眺めるだけでなく、彼らの高い知能や社会性を間近で感じられる施設です。植栽豊かな屋外エリアと、天候に関わらず観察できる屋内エリアがあり、ゴリラたちが思い思いに過ごす姿を見ることができます。
特に注目なのは、群れで過ごす彼らの「家族の物語」をリアルタイムで目撃できる点です。ガラス越しに目が合うほどの距離感は、他では味わえない感動を与えてくれます。
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待望の赤ちゃん誕生!モモタロウ・ファミリーの絆
2025年11月、ニシゴリラのゲンキお母さんが待望の赤ちゃんを出産しました!現在は父のモモタロウ、兄のキンタロウ、そして新しい赤ちゃんという賑やかな家族構成で暮らしています。お母さんにしっかりと抱きつく赤ちゃんの愛らしい姿や、それを見守る家族の優しい視線は、今だけの特別な光景です。
以前ここにいた長男のゲンタロウは、繁殖を目指して2025年10月に上野動物園へとお引越ししました。離れて暮らしても、彼がここで育んだ家族の絆は物語として語り継がれています。現在のファミリーの様子を整理してみましょう。
| 名前 | 役割・特徴 |
|---|---|
| モモタロウ | 頼れるお父さん。堂々としたシルバーバックの背中がかっこいい大黒柱。 |
| ゲンキ | 愛情深いお母さん。2025年11月に赤ちゃんを出産し、子育てに奮闘中。 |
| キンタロウ | やんちゃな次男。お兄ちゃんになり、少し大人びた行動が見られるかも? |
| 赤ちゃん | 2025年11月生まれ。小さくてクリクリした瞳が来園者の心を鷲掴みに。2026年1月20日(火)~2026年2月8日(日)まで愛称募集が行われていました。 |
観察のポイント
- 親子のコミュニケーション:お母さんが赤ちゃんをあやす仕草や、お父さんが少し離れた場所から家族を警護するような頼もしい姿に注目してください。
- 兄・キンタロウの成長:かつては甘えん坊だったキンタロウが、弟(または妹)に対してどのように接するのか、その成長ぶりも見逃せません。
数字もわかる?タッチパネルで学ぶゴリラの知能
このエリアのもう一つの大きな特徴は、ゴリラの「知性」に焦点を当てた展示です。京都市動物園では、ゴリラたちがタッチパネルを使って数字の学習をする「お勉強」の様子を公開していることがあります(※体調や出産後の状況により休止の場合あり)。彼らが画面に表示される数字を順番にタッチし、正解するとご褒美をもらえる仕組みです。
「ゴリラってこんなに賢いの!?」と驚くこと間違いなしのこの展示は、彼らが単なる力持ちではなく、高い認知能力を持っていることを教えてくれます。
知能展示のここがすごい!
- 数字の順番を理解:1から順に数字をタッチする課題など、人間の子どもと同じような学習能力を見せます。
- 集中力:周囲の雑音を気にせず、真剣な眼差しで画面に向かう姿は研究者顔負けです。
- 個性の違い:せっかちな子、慎重な子など、問題の解き方にもそれぞれの性格が表れるのが面白いポイントです。
施設内には、こうした研究成果を分かりやすく解説したパネルも充実しており、ゴリラという生き物への理解が深まります。「ただ見るだけ」から「深く知る」体験へと変わる瞬間を、ぜひ味わってください。
もうじゅうワールドで希少なヤマネコと至近距離で対面
かつて大型猛獣たちがいた「もうじゅうワールド」は現在、「Diversity(多様性)」をテーマに、希少な野生ネコ科動物たちの生態を深く学べるエリアへと進化(名称の改称が決定しているようです)しています。ここでは、関西ではここでしか会えない貴重な日本の固有種や、ヨーロッパからやってきた美しいヤマネコたちが暮らしています。
派手な咆哮こそありませんが、静かで美しい「ネコたちの多様性」をじっくりと観察できる、通好みのスポットです。
関西でここだけ!ツシマヤマネコの肉球を真下から
このエリアの主役とも言えるのが、国の天然記念物でもあるツシマヤマネコの「キイチ(オス)」です。実は、関西地方の動物園でツシマヤマネコに会えるのは、なんとここ京都市動物園だけという非常に貴重な存在なのです。
展示場には「オーバーハング」と呼ばれる、観覧通路の上に張り出した檻が設置されています。運が良ければ、キイチが頭上を歩いてくれるため、普段は見ることのできない足の裏の肉球や、ふっくらとしたお腹の毛を真下から観察できるのが最大の魅力です。
ツシマヤマネコ観察のポイント
- 耳の後ろの白斑:耳の後ろにある白い斑点は「虎耳状斑(こじじょうはん)」と呼ばれ、野生のヤマネコの特徴です。
- ずんぐりボディ:イエネコに比べて胴長短足で、太い尻尾を持つ独特のフォルムに注目してください。
ヨーロッパ生まれのオオヤマネコ夫婦に注目
もう一つの見どころは、耳の先の飾り毛が特徴的なオオヤマネコです。現在、フランスのパリ動物園から来たオスの「ロキ」と、オーストリアのウィーン動物園から来たメスの「ハヅキ」が暮らしています。
展示場は3つのグラウンドがつながっており、ガラス越しの観察窓からは、まるで同じ空間にいるかのような距離感で彼らの息遣いを感じることができます。大型のネコ科動物らしい力強い手足や、凛々しい表情を間近で観察してみましょう。
現在の展示状況と楽しみ方
- 空中通路:本来は頭上を移動する空中通路がありますが、現在は動物舎への馴致(じゅんち=慣らすこと)のため利用を控えている場合があります。
- 環境への配慮:足元には「ウィードロック」と呼ばれる京都の間伐材ブロックが敷き詰められており、自然に近い環境作りがなされています。
- 個体の違い:ロキとハヅキ、それぞれの性格や動きの違いを見比べるのも楽しみの一つです。
いるか探すのも楽しみの一つです。「あんな高いところに!」「まさか足元に!」という発見を楽しんでください。
ゾウの森で迫力ある群れの生態に大興奮
動物園の東側に広がる「ゾウの森」は、5頭のアジアゾウが暮らす広大なエリアです。ここでの最大の特徴は、本来の野生に近い「群れ」での飼育展示を行っていること。
国内の動物園では単独やペアでの飼育が多い中、京都市動物園では若々しい4頭のゾウたちと、ベテランの美都(ミト)が織りなす社会的な行動を観察できます。土の感触を楽しんだり、プールで水を浴びたりする生き生きとした姿は必見です。
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若き4頭と美都おばあちゃんの大家族
この「ゾウの森」には、2014年にラオスからやってきた4頭の若いゾウたちと、長年ここを支えてきた推定1971年生まれの美都が暮らしています。若い4頭には、それぞれ日本の四季にちなんだ素敵な名前が付けられているのをご存知でしょうか?
彼らが長い鼻を使って挨拶しあったり、じゃれ合ったりする姿は、群れ飼育ならではの光景です。特に若いゾウたちは好奇心旺盛で、見ているこちらまで元気をもらえます。
ゾウの森ファミリーのご紹介
| 名前 | 由来 | 特徴 |
|---|---|---|
| トンカム | 秋都(秋) | 唯一の男の子。将来立派なオスになるべく成長中のやんちゃ坊主。 |
| トンクン | 冬美(冬) | 穏やかな性格の女の子。群れの中で落ち着いた様子を見せます。 |
| カムパート | 春美(春) | 元気いっぱいな女の子。遊び好きな一面も。 |
| ブンニュン | 夏美(夏) | 活発な女の子。他のゾウたちと仲良く過ごしています。 |
| 美都(ミト) | ー | 大ベテランのおばあちゃんゾウ。若いゾウたちとは柵越しに交流することも。 |
群れ観察の面白さ
- 関係性:誰と誰が仲良しか、観察していると分かってきます。鼻を絡ませる行動は親愛の情の証です。
- 成長スピード:ラオスから来た当初は小さかった4頭も、今では見違えるほど大きく成長しました。そのたくましい姿に時の流れを感じます。
豪快な水浴びと砂遊びのパフォーマンス
「ゾウの森」には大きなプールが設置されており、ゾウたちが豪快に水浴びをする様子は大人気のアトラクションです。特に暑い季節には、頭まで完全に水に潜ったり、鼻をシュノーケルのように出して泳いだりする、野生味あふれるシーンに出会えます。
また、彼らは体をケアするために、背中に砂や泥を浴びる習性があります。器用に鼻を使って砂を巻き上げる姿は迫力満点ですが、風向きによっては観覧通路まで砂が飛んでくることも!?そんなハプニングもまた、動物園ならではの楽しい思い出になるでしょう。
ここがシャッターチャンス!
- 水しぶき:プールから上がる瞬間や、鼻から水を吹き出す瞬間は最高の撮影タイミングです。
- 砂浴び:体に砂をかけた後の、満足そうな表情(?)にも注目してください。
- 食事タイム:高い場所に吊るされた干し草を、鼻を伸ばして取る様子からは、彼らの筋肉の使い方がよく分かります。
グラウンドには起伏があり、ゾウたちが足腰を鍛えられるよう工夫されています。ただ歩いているだけでも、その重量感と筋肉の躍動を間近で感じられるのが「ゾウの森」の魅力です。
まとめ:京都市動物園の見どころで感動しよう!
今回は、2026年の今だからこそ訪れたい京都市動物園の魅力を3つに絞ってご紹介しました。コンパクトな園内には、動物たちの生き生きとした姿と、それを支える飼育員さんたちの工夫がたっぷりと詰まっています。
今回ご紹介した見どころリスト
- ゴリラのおうち:赤ちゃんとモモタロウ一家の絆にほっこり
- もうじゅうワールド:頭上のトラと真下のジャガーでドキドキ
- ゾウの森:若きゾウたちの群れと水浴びで大興奮
京都市動物園は、地下鉄やバスでのアクセスも抜群で、京都観光の合間に立ち寄るのにも最適です。次の休日は、進化した動物展示で驚きと癒しを体験しに、ぜひ足を運んでみてくださいね!
