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【2026年版】世界クジラの日とは?ハワイ発祥の意外な由来と3つの真実

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クジラの歌声が響く季節、皆さんは「世界クジラの日」をご存知でしょうか?2026年は2月15日(日)に祝われるこの特別な日は、ただのお祭りではなく、私たちが海と向き合うための大切な一日です。ハワイのマウイ島で始まったこの記念日が、なぜ世界中に広まったのか、そして日本の「クジラの日」とは何が違うのか。

この記事では、世界クジラの日の知られざる歴史から、最新のイベント情報、そしてクジラたちの現状までをわかりやすく解説します。

  • 2月15日が選ばれた理由
  • 絶滅の危機から回復しつつあるザトウクジラの真実
  • 日本各地で楽しめる関連イベント

それでは、雄大なクジラの世界を見ていきましょう!

ハワイのマウイ島で生まれた意外な歴史

世界クジラの日(World Whale Day)は、今から40年以上前の1980年、ハワイのマウイ島で誕生しました。美しい海に囲まれたこの場所で、ある一頭のクジラたちを守ろうとする人々の熱い思いからすべてが始まったのです。

なぜハワイだったのか、その背景にはザトウクジラとの深い関わりがありました。

太平洋クジラ財団とザトウクジラの関係

この記念日を創設したのは、太平洋クジラ財団(Pacific Whale Foundation)です。当時、商業捕鯨の影響でザトウクジラの数は激減し、絶滅の危機に瀕していました。ハワイの海は、ザトウクジラたちが冬の間、出産や子育てのために戻ってくる重要な聖域(サンクチュアリ)です。

財団の創設者であるグレッグ・カウフマン氏は、この美しい生き物を守るためには、まず人々に彼らの現状を知ってもらう必要があると考えました。そこで、クジラたちがマウイ島沖に姿を見せる2月の第3日曜日を「世界クジラの日」と定めたのです。これは単なる記念日ではなく、「クジラを知り、海を愛する心を育む」という教育的なミッションを持ったスタートでした。

マウイ島で開催される盛大なパレード

世界クジラの日の目玉イベントといえば、マウイ島キヘイで開催される「パレード・オブ・ホエールズ(Parade of Whales)」です。2026年のパレードも2月15日に予定されており、地元の人々や観光客で大いに賑わいます。詳細は太平洋クジラ財団のイベントページでも確認できます。

特徴内容
巨大なフロートクジラや海の生き物を模したカラフルな山車が登場
仮装行列地元の子供たちが海の生き物に扮して行進
音楽とダンスハワイアン音楽やフラダンスで祝う陽気な雰囲気

このパレードは、楽しみながら環境保護への意識を高めることができる素晴らしいイベントとして、現在ではハワイ最大級の行事の一つとなっています。単に「楽しむ」だけでなく、「海を守ろう」というメッセージが込められているのが特徴です。

実は3回ある?日本の「クジラの日」との違い

「あれ?クジラの日って9月じゃなかったっけ?」と思った方は、かなりのクジラ通かもしれません。実は日本には、世界クジラの日とは別に独自の記念日が存在します。それぞれの日に込められた意味や背景を知ることで、クジラという存在をより多角的に理解することができます。

9月4日は日本の「くじらの日」

日本で一般的に知られているのは、9月4日の「くじらの日」です。これは「9(く)4(じ)」の語呂合わせから制定されたもので、主に鯨肉の食文化水産資源としてのクジラについて考える日として親しまれています。

一方、2月の「世界クジラの日」は環境保護野生生物としてのクジラに焦点を当てた国際的な記念日です。

  • 9月4日(くじらの日):食文化、伝統、資源としてのクジラ(日本独自)
  • 2月第3日曜(世界クジラの日):環境保護、生態系、ザトウクジラの保全(国際的)
  • 毎月9日:一部の地域や団体が定める「クジラの日」

このように、日付によってフォーカスされるテーマが異なるのが面白いところです。どちらもクジラに関心を持つ良いきっかけとなります。

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2026年開催の注目イベント

2026年の世界クジラの日に合わせて、日本国内でも様々なイベントが企画されています。特に注目なのは、オンラインで参加できる学習イベントや、実際のフィールドに出るウォッチングツアーです。

ICERC Japan(国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター)では、2月15日に合わせてキャンペーンや情報発信を行っています。過去にはオンラインイベントなども開催されており、公式サイトやSNSで最新情報をチェックするのがおすすめです。

また、この時期は沖縄や小笠原諸島でホエールウォッチングのベストシーズンでもあります。例えば銚子海洋研究所など、各地のウォッチング船で実際に海へ出て、ブリーチング(ジャンプ)するザトウクジラを目の当たりにすれば、その迫力に圧倒されること間違いなしです。

絶滅の危機から復活したザトウクジラの秘密

かつて乱獲により姿を消しかけたザトウクジラですが、現在は奇跡的な回復を見せています。しかし、彼らの未来が完全に安泰というわけではありません。最新の研究データをもとに、ザトウクジラたちの「今」について、少し掘り下げて見ていきましょう

V字回復を遂げた個体数とその背景

商業捕鯨が禁止されて以降、ザトウクジラの個体数は順調に回復してきました。特に北太平洋の個体群は、一時期は1,000頭ほどまで激減しましたが、2012年頃には約3万頭以上にまで回復したと言われています。

この回復の背景には、世界的な保護活動の成功があります。

  1. 商業捕鯨のモラトリアム(一時停止)
  2. サンクチュアリ(保護区)の設置
  3. 漁具改良による混獲防止

これらの努力が実を結び、現在ではハワイや沖縄の海で、多くの親子クジラが見られるようになりました。彼らの力強い生命力と、人間の保護活動が噛み合った成功例と言えるでしょう。


新たな脅威:気候変動と「海洋熱波」

しかし、手放しで喜んでばかりもいられません。近年、新たな問題として浮上しているのが「海洋熱波」です。2013年から2021年にかけて、北太平洋で発生した急激な海水温の上昇により、ザトウクジラの餌となるプランクトンや小魚が減少しました。

その結果、北太平洋のザトウクジラの個体数が約20%減少した可能性があるという衝撃的な報告も出ています(2025年時点の研究データより)。

脅威の種類具体的な影響
海洋プラスチック誤飲による内臓障害や死
船舶衝突高速船との衝突事故の増加
海洋騒音コミュニケーションの阻害
気候変動餌不足による繁殖率の低下

個体数は回復傾向にありましたが、環境の変化は彼らにダイレクトに影響を与えます。世界クジラの日は、こうした「見えない脅威」に目を向けるための日でもあるのです。

まとめ:世界クジラの日から海の豊かさを学ぼう!

2026年の世界クジラの日について、その由来や現状をお伝えしました。

  • 2月15日(毎年2月の第3日曜日)はハワイ発祥の記念日:ザトウクジラを守るためにマウイ島で始まりました。
  • 日本の「くじらの日」とは別物:9月4日は食文化、2月は環境保護がメインテーマです。
  • ザトウクジラの現状:数は回復しましたが、気候変動という新たな課題に直面しています。

クジラは海の健康状態を映す鏡のような存在です。彼らが安心して暮らせる海は、私たち人間にとっても豊かな海であるはず。今年の2月15日は、ICERC Japanなどのオンラインイベントに参加したり、ドキュメンタリーを見たりして、遠く広い海に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

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